東京都江戸川区の東陽金属工事では、スチール・アルミ・ステンレス・鋳物加工に特化した部品製造を行っております。

当社では、電気アーク溶接、TIG溶接、CO2溶接、その他ガス溶接を得意とし、
主にステンレス製品、アルミ製品、鋳物を製作しております。

パイプの溶接時は配管内部の酸化防止の為、
アルゴンバックシールガスを流しながら溶接を行います。
外部溶接スケールは、ステンレス製ブラシで除去・
プラスチックウール等による手仕上げ・酸洗処理等の方法で最終仕上げを行います。
製品加工以外の溶接のみにも対応しておりますので、お問い合わせください。

取扱材料

ステンレスSUS304、SUS316、SUS316L、SUS310S等
アルミA5052、A6061、A6063等
鋳物全般
その他取扱い材料鉄、銅、真鍮

各種溶接技術について

ステンレスの溶接

ステンレスの溶接で最も一般的な溶接はTIG溶接です。 TIG溶接は、タングステン電極(融点3370°)と母材との間にアークを発生させると同時に、アルゴンガスなどの不活性ガスにより、溶融金属の酸化を防ぎます。

熟練が必要で比較的難易度は高いのですが非鉄金属に対する溶接に適応力が広い溶接方法で、当社は50年以上の溶接技術により、お客様のご要望にお答えいたします。

アルミ溶接

アルミの溶接はTIG溶接です。
アルミニウム溶接における最大の特徴は交流溶接で行うという事です。

アルミの表面は頑固な酸化皮膜で覆われています。
アルミは酸素にふれると、酸化皮膜が形成され、
融点が約2000℃と非常に高温になります。

さらに、この酸化皮膜を除去しなければ溶接を上手く行うことができません。
酸化皮膜を除去する為に、母材側を「−」として
アークの“クリーニング作用”を利用します。

この時、電極側が「+」となり、電極は加熱して消耗してしまうので、
大電流が流せないため、再度「−」にして安定的なアークを保ちます。
これが繰り返し行われることにより、酸化皮膜の除去とアークの安定性が両立します。

鋳物溶接

鋳物の溶接補修を行っております。

鋳物の溶接は、50年の伝承による「手技」です。
ひとつひとつ丁寧に、母材を熱しながら溶材を流し込む技術です。

短ビード溶接とは

一度に数mm程度の短ビードで溶接を行う為、溶接部の局所的な加熱及び母材金属の温度上昇を防ぎます。 また、母材への過度な溶け込みを防止します。

ピーニング工法とは

短ビード溶接を行った箇所へピーニングを行い溶着金属の収縮応力と熱を分散させます。 卓越した技術を持った作業により、ゆがみ・ひずみがほとんど無い丁寧な仕上がりです。

鍍物溶接は長期的補修と機器の延命化をさせ、コストダウンにつながります。

金属補修剤のような緊急補修、応急処置的な補修ではなく、当社で行っている溶接は 恒久的な補修方法であり、長期使用に適したものです。

短納期・迅速対応

定検中に発見された不具合(腐食、ひび割れ、欠損、亀裂等)もその定検期間内に修復可能です。 不具合の状況にもよりますが、通常1〜2週間、最長でも1ヶ月で補修可能です。

東陽金属工事では、難易度の高い鋳物溶接へ対応。
長期使用に適した適切な補修となるため、機器を延命化。
長い目で見た際に、機器入れ替えなどを頻繁に行うよりも
結果的にコストダウンにつながります。

ウラナミ溶接

ウラナミ溶接は配管の溶接の際に使用される技術です。
配管内にアルゴンガスを充満させて外側から溶接をします。

その際、通常の板を溶接する場合よりも強い電気で作業し、
内側まで溶接のビートを出します。
また、配管の内面研磨も同時に受け付けております。

鉄溶接

鉄の溶接は、TIG溶接、アーク溶接、半自動溶接で行います。
TIG溶接はタングステン電極から放電させたアークで母材と
溶接棒を溶かし溶接を行います。

アーク溶接は、溶接棒自体に電気を流し、母材に直接接触させ溶接を行います。
半自動溶接は、溶接トーチのスイッチを押すとコイル状の溶材が送られ、ワイヤ自体に
電気を流し母材に直接接触させ溶接を行います。

お問い
合わせ
ページ
最上部へ
TOP
PAGE